テレワークやクリエイティブ作業で長時間PCを使っていると、肩こりや腱鞘炎の原因になることも。
そこでオススメなのが「トラックボールマウスの親指操作タイプ」。
トラックボールマウスの特徴は、なんといってもマウスを動かすことなく、カーソル移動ができることです。
腕・手を動かす頻度が少なくなるため、疲労感が軽減されます。
また、親指操作タイプは、通常のマウスと握り方が大きく変わりません。
初めて購入するトラックボールマウスとしても、おススメです。
今回は、ナカバヤシの親指操作タイプ Digio2 MUS‑TBIF182(Bluetooth版)を実際に使ってレビューしていきます。
トラックボールマウス Digio2 MUS‑TBIF182(Bluetooth版)の仕様
まずは、製品の大きさや付属品などの仕様をまとめてみました。
本体のカラー | ホワイト、ブラック、レッド、グレーの4色 (どのカラーもトラックボールはレッドとなります) |
サイズ・重量 | スタンド非装着時 W99xD129xH57mm/147g スタンド装着時 W95xD129xH69mm/182g |
ボタン | 5(4ボタン+ホイールボタン) |
バッテリー | 単三乾電池1本(1本同梱されています) |
電池寿命 | 連続動作時間 約104時間 電池交換の目安 約204日 |
接続タイプ | Bluetooth接続(最大3台のマルチペアリング可能) |
システム要件 | Windows11、10、8.1、8 macOS10.12以降 ChromeOS iPadOS・iOS13.4以降 Android8以降 ※ボタンの機能はOSに準じます。 ※ボタン割当ソフト[Digio2 Mouse Setting]はWindows11、10/macOS10.14以降対応。他OS非対応。 |
同梱物 | 取扱説明書、単三乾電池1本、スタンド1つ |
トラックボールマウス Digio2 MUS-TBIF182(BK)の外観
筆者が購入したのはブラックでしたので、型番がMUS-TBIF182(BK)となります。
赤いボールが目を引きます。
マウスの裏側に、電源、Bluetooth接続の切り替えスイッチが配置されているのと、製品の仕様などが記載されています。
角度調整用のスタンドが同梱されているので、画像のように取り付けて、角度を変えることができます。
MUS-TBIF182の使用レビュー、よかったところ・メリットまとめ
筆者が感じたよかったところを4点、ご紹介します。
専用のスタンドを別売しているメーカーもありますが、この商品にはスタンドが同梱されています。
スタンド有無の2種類とはいえ、自分用にカスタマイズできるのは魅力です。
筆者はスタンド有りにして、より角度をつけて使用しています。
親指の位置が高くなるため、手の角度がより自然になり、疲労感が少なくなりました。
SPEEDボタンがついており、トラックボールを操作するときのカーソル移動速度を3つから選ぶことができます。
※固定、自動調整(遅め)、自動調整(早め)となります
細かい作業をするときは遅く、画面全体を行き来するようなときは速く設定することで、快適に作業することができます。
意外と重宝しています。
「進む/戻る」のボタンが親指近くに配置されているため押しやすく、ブラウジング操作のストレスがとても少ないです。
このボタンのおかげで、ブラウザの操作がとても楽だと感じます。
また、このボタンは「Digio² Mouse Setting」で自由に割当を行うこともできます。
これはBluetooth接続、レシーバー接続の両方に言えることですが、マウスの配線が1本減り、配線の長さによる制約がなくなるので、自分の好きな位置に置くことができます。
筆者はノートPCを使用しており、自身の机、リビングのテーブル、ベッドの上に腰かけて、など使う場所移動する機会がそれなりにあるので、配線の制約がないのはとても助かります。
また、マウスパッドがいらないので、家の中を移動するとき、持ち物が減ってとても楽です。
商品の仕様上は6m~8m離れていても通信ができるとのことなので、通常のPC作業では問題なく操作できるかと思います。
また、筆者は恩恵を受けていないのですが、Bluetooth接続は3台のマルチペアリングと切替ができるので、PC/タブレット/スマホなどをシームレスに移行することもできます。
MUS-TBIF182の使用レビュー、気になる点・デメリットや注意点
実際に使ってみて、気になる点を4点挙げさせていただきます。
筆者は手が大きい方なので、マウス本体が大きいことと、高さがあるのは握りやすいと感じています。
しかし、小さい方が握りやすい、マウスが高さがありすぎるのはちょっと、という方には、残念ながら向いておりません。
※スタンド装着時は高さ69 mmなので、外へ持ち出すにはちょっとがさばります。
充電式の場合は、コード1本あればどこでも充電できます。
しかし、電池式は電池がが切れてしまった場合、新しく単三乾電池を用意する必要があります。
予備をもっておかないといけません。
※自宅用として1日平均1~2時間で使用している筆者ですが、購入から半年使用しても電池交換していません。
ホイールの左右にクリックできる機能はついていないので、この機能が欲しい、という方には不向きになります。
また、親指付近にトラックボールと進む、戻るのボタンがあるので、誤って押すことは少ないと思いますが、慣れは必要です。
筆者は、1~2週間程度で操作に慣れました。
筆者はWindowsを使用しているため、問題なく使用しているのですが、Macユーザーの方は注意が必要です。
MUS-TBIF182の評価:こんな人におすすめ!
- 長時間PCワークで手首・肩の負担を減らしたい人
- PCだけでなくタブレット・スマホと併用したい人
- カスタムボタンで作業効率を上げたい人
もちろん、親指操作タイプのトラックボールマウスを初めて購入する方にもおススメです。
MUS-TBIF182の価格、購入目安
市販価格は2025年7月現在、約6,000〜11,000円台(ヨドバシ:6,200円|Yahoo!:5,280円)
タイミングや購入場所によっては、メーカー小売希望価格の半額くらいで購入することができますので、コスパ面でも魅力があります。
マウスに限らずですが、ECサイトではポイントアップキャンペーンなど開催されていることもあります。
購入検討のリストに入れておいて、キャンペーン期間中に購入、という購入方法もおススメです。
なお、筆者が購入したときは、とあるECサイトで6000円前後でした。
最後に
Digio2 MUS‑TBIF182は“高さ調整が効く親指トラックボールマウス”として、手首・腕・肩への負担を軽減しつつ快適な操作性を実現することができます。
マルチペアリング&カスタムボタンも備わっており、リモートワーカーやクリエイターに特におすすめできる一品です。
気になる点もあるものの、それを上回るメリットがある優秀モデルだと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
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